2025.11.28
コラム時事情報
DIY可能な中古マンションの選び方〜管理規約と構造から読み解く自由度〜
DIY可能な中古マンションの選び方〜管理規約と構造から読み解く自由度〜
こんにちは!中古マンションを検討中のDIY愛好家の皆さん、「自分好みにリノベーションしたい」と思っていても、実際には管理規約でガッカリ…なんて経験ありませんか?
私もかつては「買ったマンションなんだから、好きにできるでしょ!」と思っていた一人。でも実際は、マンションによってDIYの自由度が天と地ほど違うんです!
今回は中古マンション選びで見落としがちな「DIYの自由度」について、管理規約のチェックポイントから構造上の特徴まで、徹底解説します。
間取り図や立地だけで決めると、後で「壁に釘一本打てない」なんて悲劇も…。そんな失敗を避けるための必須知識を、実例を交えてお伝えします!
DIY好きにとって「住みながら少しずつ理想の住まいに変えていく」のは大きな喜び。その夢を叶えるための中古マンション選びのコツ、ぜひ参考にしてくださいね!
1. 【ドヤ顔で言える】中古マンションでのDIY、実は管理規約のこの一文がすべてを決める!
中古マンションを購入してDIYを楽しみたいと考える方が増えています。しかし、いざ購入後に「壁に穴が開けられない」「フローリングの張替えが禁止」と知って落胆することも少なくありません。マンションでのDIYの可否を決めるのは、実は管理規約に記載されたたった一文なのです。
管理規約の中で最も注目すべきは「専有部分の修繕等」に関する条項です。ここに「住戸内装の変更は理事会の承認を必要とする」という文言があれば要注意。
さらに「専有部分の範囲」の定義も重要です。コンクリートの躯体から内側すべてが専有部分と明記されていれば、壁紙や床材の変更はもちろん、間仕切り壁の撤去・新設なども可能性が広がります。
中古マンション購入前には必ず管理規約を入手し、「専有部分の修繕等」の条文を確認することが鉄則です。また、マンション管理組合に直接問い合わせることで、過去のDIY事例や実際の運用状況も把握できるでしょう。
管理規約を読み解くスキルを身につければ、DIYの自由度の高い中古マンション選びで一歩リードできます。物件探しの段階から、あなたのDIY計画が実現可能かどうかを見極める目を養いましょう。
2. 中古マンション購入前に必ずチェック!DIY好きが後悔しない構造と規約の見極め方
中古マンション購入でDIY好きを悩ませるのが「どこまで自由にリノベーションできるか」という点です。憧れの壁を抜いたオープン空間や、カフェ風フローリングへの張替えも、購入前の見極めを誤ると夢で終わってしまいます。ここでは、DIYの自由度を左右する重要ポイントを解説します。
まず確認すべきは「管理規約」です。管理規約は各マンションの憲法とも言える存在で、内装工事の制限が細かく定められています。特に注目すべきは「専有部分の修繕・変更」に関する条項です。壁紙や床材の変更は多くの場合許可されていますが、間取り変更や水回りの移動については厳しく制限されているケースが多いです。また、防音や防水に関わる「スケルトン工事」は規制が厳しいため、事前に確認が必須です。
次に重要なのが構造です。耐力壁(建物を支える重要な壁)は絶対に取り除けません。特に注意が必要なのが「ラーメン構造」と「壁式構造」の違いです。ラーメン構造は柱と梁で建物を支えるため、非耐力壁であれば取り外しが可能なケースが多く、DIY向きです。一方、壁式構造は壁自体が建物を支えるため、壁の撤去は基本的にできません。築年数が古いマンションなど壁式構造が多いため、注意が必要です。
配管やダクトの配置も見逃せないポイントです。給排水管やガス管、換気ダクトなどの位置によって、キッチンやバスルームの移動が制限されることがあります。特に「スラブ上配管」と「スラブ下配管」では工事の難易度が大きく異なります。スラブ上配管の場合、床を少し上げれば配管の位置変更が可能ですが、スラブ下配管では下の階に影響するため変更が困難です。
音の問題も重要な検討事項です。フローリングへの張替えは多くのDIY愛好家の定番ですが、下階への防音対策が規約で厳しく定められていることがあります。遮音等級や防音フローリングの指定など、細かい規定がありますので、工事前に必ず確認が必要です。
最後に、DIY可能かどうかの判断材料として「理事会の雰囲気」も侮れません。同じ規約でも、理事会の運営方針によって柔軟に対応してもらえるケースと、厳格に制限されるケースがあります。購入前に管理組合の議事録を確認したり、現住民から情報を得たりすることで、マンションの「DIY許容度」を把握できます。
DIY好きが中古マンションを選ぶ際は、これらのポイントを入念にチェックすることで、購入後の「思ったより工事できない」という後悔を避けることができます。理想の住まいづくりのために、事前調査を怠らないようにしましょう。
最終的には「専有部分と共用部分の区分」をはっきりさせることが大切。玄関ドアの内側、窓枠の内側は基本的に専有部分ですが、マンションによって解釈が異なる場合も。購入前に管理組合や管理会社に確認することをおすすめします。
DIYの醍醐味を存分に楽しめる中古マンション選びで、後悔のない住まいづくりを実現しましょう。
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