2025.06.14
コラム売りたい
住まい売却で追加費用が発生する落とし穴

【住まい売却で追加費用が発生する落とし穴】
不動産を売却して一息つきたいところが、「え?まだお金かかるの?」という経験をした方、意外と多いんです。住まいの売却は大きな取引だけに、知らなかった費用が後から出てくると本当に痛手ですよね。
私自身、不動産売買の現場で見てきた「あるある」なのですが、売却金額だけを見て計画を立てると、思わぬ追加費用で予算が崩れることがあります。特に初めての売却では、予想外の出費に驚かれる方がほとんど。
実は住まい売却では、仲介手数料以外にも様々な費用が発生します。その中には、売却後に発覚して慌てる「隠れコスト」も少なくありません。
この記事では、住まい売却時に発生する追加費用の全貌と、賢く節約するためのプロの知恵をご紹介します。これから不動産を売却する予定の方は、ぜひ最後まで読んでいただき、後悔のない取引の参考にしてください!
1. 住まい売却で「え?これも払うの?」知らないと痛い追加費用の正体
住まいの売却を検討している方、「売れば利益が出る」と単純に考えていませんか?実は、不動産売却には意外な追加費用が潜んでいます。これを知らずに売却すると、予想外の出費に驚くことになるでしょう。
まず把握すべきは仲介手数料です。売買価格の3%+6万円(税別)が一般的な相場ですが、物件価格が高額になるほど総額も膨らみます。4,000万円の物件なら126万円(税別)もの費用が発生するのです。
次に見落としがちなのが、印紙税です。売買契約書に貼付する印紙の税額は売却価格によって変動します。例えば5,000万円の物件なら3万円の印紙税がかかります。さらに抵当権抹消費用も忘れてはいけません。住宅ローンが残っている場合、司法書士への報酬として1.5万円程度必要です。
意外と高額なのが、譲渡所得税です。物件を購入価格より高く売却できた場合、その売却額で利益と判断された額に対して課税されます。所有期間が5年以内なら39.63%、5年超なら20.315%と税率が異なります。例えば、売却益が1,000万円あったと判断された場合、譲渡所得に対して最大396万円もの税金がかかる可能性があるのです。
これらの費用を事前に把握していないと、「売却して得られるはずだった金額」が大幅に目減りしてしまいます。
住まいの売却は人生の大きな決断です。追加費用の「落とし穴」に気づかないまま進めると、後悔することになりかねません。必ず事前に総費用を計算し、手元に残る実質的な金額を確認しておきましょう。
2. 家を売ったのに赤字?売却時に忍び寄る予想外の出費とその対策法
家やマンションの売却を検討している方の多くが期待するのは、「売却益」です。しかし実際には、思わぬ費用が発生し、期待していた利益が大幅に目減りしたり、最悪の場合は赤字になってしまうケースが少なくありません。不動産売却で発生する「隠れた費用」について知っておくことは、資金計画を立てる上で非常に重要です。
まず注意すべきは仲介手数料です。不動産会社に依頼すれば売買価格の3%+6万円(税別)が相場となり、5,000万円の物件であれば156万円もの費用が発生します。特に高額物件の場合は、この費用だけでも大きな負担になるでしょう。
また、印紙税や登記費用も見逃せません。売買契約書に貼る印紙は売却価格に応じて1万円〜6万円程度必要です。抵当権抹消の登記費用も1件あたり約1万円かかります。これらは小さな金額に見えますが、積み重なると無視できない額になります。
さらに、住宅ローンが残っている場合は一括返済が必要で、繰上返済手数料が発生することもあります。金融機関によって異なりますが、数万円の出費を覚悟しておくべきでしょう。
税金面では、譲渡所得税が大きな負担になることがあります。所有期間が5年以下の短期譲渡の場合、税率は39.63%にも達します。特に値上がりした物件を売却する場合は、この税金をしっかり計算しておかないと、手元に残る金額が想像以上に少なくなる恐れがあります。
税金対策としては、3,000万円特別控除や居住用財産の軽減税率など、各種特例の適用条件を確認することが欠かせません。条件によっては税負担がゼロになることもあります。
住まいの売却は人生の中でも大きな資産移動を伴う重要な取引です。事前に発生する費用をすべて洗い出し、冷静な判断のもとで売却計画を立てることが、後悔のない不動産売却の鍵となるでしょう。
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