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2025.01.12

コラム

知っているようで知られていない、住宅を購入する際の予算について、知ってほしい4つのポイント

予算

住宅を購入する際に予算を決めてみなさん物件探しをされています。おおまかな合計金額で予算を考えている方が多く、その合計額がそもそも希望されている条件にあっているのか?支払額を想定されていない場合があります。今回はその予算についての考え方についてご説明させて頂きます。


1、物件価格以外の経費を確認する

  不動産を購入する場合は、必ず諸経費が必要となります。諸経費の内訳は印紙代や登記費用、仲介手数料、火災保険、その他税金も計算に入れることが多いです。土地や戸建て、マンションなどの種別、現金購入なのか融資を利用するかによって金額が変わります。物件価格によっても上下はしますが、現金購入の場合で物件価格の6〜7%くらい、融資を利用する場合で物件価格の10%くらいが目安です。

  その他に中古住宅はリフォーム済み物件じゃない場合、リフォーム費用も想定しておいた方が良いでしょう。築年数が新しくても壁紙を変更したり、築年数がある程度経過している物件ではキッチンや浴室、ボイラーなどを変更したいと希望される方も少なくありません。私の経験では半数以上の方がリフォームをして購入しています。

  内装工事の場合は100万円前後、設備工事の場合はキッチンや浴室で各90万円前後、洗面台とトイレは各15万円くらい、ボイラーは熱源にもよりますが30〜80万円くらい、外装は塗装で100〜130万円程度、張り替えの場合は200万円前後予算しておいた方が良いです。

  上記の様な諸経費やリフォーム代を想定した上で、予算を考えることをお勧めいたします。


2、融資を利用する場合は総体予算ではなく支払い額で予算を考える

  総体価格で予算を考える方が多いのですが、支払額から総体予算を計算されている方は少ないです。「知り合いが3000万円で住宅を購入したから同じく3000万円で探している」「なんとなく3000万円くらいで探している」など漠然と予算を考えている方が多いです。

  重要なのは『月の返済可能額とボーナス併用払いを使用するか?』です。借入可能額は収入に対しての返済比率(年間返済額/年収)で枠が決まります。返済比率には車のローンやショッピングローンなども含まれます。

  上記の様に借入可能額は上限が決まってきますので、重要なのは毎月返済できる可能額、ボーナス払いをするのか?しないのか?です。ローンシュミレーションなどで想定されている方は少ないので事前に確認しておくことをお勧めいたいます。


3、予算や返済額の他にコストも確認する

  住宅を所有すると税金の支払いが必要になります。固定資産税・都市計画税です。住まいの面積が大きくなるということは燃料コストも変わります。建築物の構造、断熱仕様、機密性でも燃料代は変わります。使い方も重要で間違えると同じ熱源でもコストが変わります。

  使い方や体感によって変わってしまいますが、売主様に確認することも必要です。燃料コストも含め予算を考えることも重要な事柄です。


4、全体の保険の考えかた

  住宅を所有する時に保険に対する考え方も重要です。まずは火災保険です。住宅は財産となりますので万一の場合の火災保険は特に重要です。私は家財保険と地震保険の加入も当たり前にお勧めしておりますが、火災保険は節約する部分ではありません。

  日本の保険制度ではそれぞれの火災保険で住宅を守ることが決められています。出火元になってしまっても、もらい火を受けてしまった場合でもご自身で掛けられている保険で財産を守ることになります。

  火災保険に入っていても地震が原因で起こった火災は地震保険に入っていなければ保険料の支払いはされませんし、家財保険に加入していなければ下着一枚の保険料も支払われません。例外規定もありますが、それだけ保険は重要です。

  住宅ローンを利用される場合は、ほとんどの場合に団体信用生命保険も利用できます。団体信用生命保険は保険内容にもよりますが、万一融資を受けた方が亡くなってしまった場合や、一定基準以上の傷病となった場合に適用になる保険です。

  団体信用生命保険と自身で掛けられている、生命保険を勘案して保険の見直しをされる方も少なくありません。むしろ保険の見直しも含めて住宅購入を考えることを私はお勧め致します。


まとめ

  住宅を購入される際、漠然と予算を考える方は少なくありません。私たちの様な業者がしっかりとヒヤリングをさせて頂き、提案することが理想ですが、そのような提案を出来ない営業も少なくありません。

  エリアネットでは、なるべくお客様の立場に立って提案することを心がけております。お客様に寄り添って打合せをすることで、より理想に近い不動産を購入いただける様にご提案致します。

お気軽にお問い合わせください。


参考リンク

アットホーム ローンシュミレーター            https://www.athome.co.jp/contents/shikin/

総務省 地方税制度https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/150790_15.html