2022.02.12
コラム
不動産査定は訪問査定が良いのか?机上査定が良いのか?徹底解説!
不動産の査定方法には訪問査定と机上査定があります。訪問査定はその文字のとおり訪問して査定すること。机上査定は内覧をせずに近隣の成約事例や市場性などを考慮して査定をおこなう方法です。どちらの査定でも正解、不正解はありませんが、メリットとデメリットがありますので、もう少し掘り下げて説明いたします。
机上査定について
初めにおこなう作業は現地の確認です。現地といっても地図で場所の確認をおこない、Googleのストリートビューなどを利用して画面を通して確認します。次に既に成約となった事例の検証です。過去の事例を基礎に大体の査定価格を算出します。その次が近隣の販売中の不動産を調べます。近隣で販売されている不動産の情報は中古から新築まで多岐にわたって調べます。
戸建やマンションの建物は使用状況で劣化の度合いが変わります。雨漏りがあったり、設備に故障などがあっても内覧をしていないため、価格に反映できない要素が出てきます。
訪問査定について
上記の机上査定と同様にストリートビューの確認や近隣成約事例など、事前情報を調べてから訪問しています。訪問の際には図面や固定資産税等の書面の確認、室内外など設備の確認をいたします。売主様にその場で簡単な質問をさせて頂き査定をおこないます。
訪問査定で意外と重要なのは図面の確認です。依頼者の売主様は忘れている事が確認できたり、表面ではわからない構造のことなどの確認ができます。あら探しをされるのでは?と勘違いされている方もいるようですが、エリアネットの査定はプラス要素を探す事を目的としてお伺いしています。
目的に合わせて査定価格をご提案しておりますので、単純に現在の資産価値を確認したい方からの依頼もあれば、すぐに売りたいから相場を知りたいと依頼をいただく場合など、様々な理由でご依頼をいただきます。
机上査定と訪問査定でのメリット・デメリットは下記になります。
机上査定のメリット
- 気軽に利用できる
- 内覧しなくてもよい
机上査定のデメリット
- 査定額が曖昧
- 不動産の良さが伝わりきらない
- 査定結果だけに留まる事がある
訪問査定のメリット
- プラス要素を査定価格に反映できる
- 明確な査定提案を受ける事ができる
- 担当者、会社の考え方などを知ることができる
- 売却以外の提案を受ける事ができる
訪問査定のデメリット
- 訪問時の時間を作らなければいけない
- 室内を確認される
「今すぐじゃないから机上査定で良い」「しつこく営業活動されるのでは?」と机上査定を選択される方がいらっしゃいます。不動産査定には知って頂きたいことが多くあります。それは「不動産の査定とは提案をする事」だからです。
不動産会社は販売時期や価格の決定権はありません。決めて頂くのは依頼者である売主様です。このため価格を知るだけでは不足の事も多く、知らない事で損をしてしまう可能性も出てきます。
エリアネットの査定では価格、時期や販売計画などはもちろん、そもそも売るべきなのか?などの提案もおこなっております。しつこく営業しても逆効果。打合せした時期に的確な対応を心がけています。
机上査定と訪問査定の違い、少しは伝わりましたでしょうか? 上記の事からエリアネットでは訪問査定をおすすめ致しております。
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