2022.04.04
コラム売りたい
インターネットの普及で変わる不動産売買の今昔
変わりつつある不動産の探し方
みなさん不動産を購入される場合、どのように探されますか?
- インターネットで探す
- 新聞折込チラシで探す
- フリーペーパーで探す
など、さまざまな探し方があります。
エリアネットへ頂くお問合せの95%以上はインターネットを利用されております。インターネットが普及する前はチラシからのお問合せがほとんどでした。
他には来店で「〇〇地域で中古住宅はありませんか?」と直接店舗に来て頂いていました。情報が不動産会社にあるため、ご相談内容に応じて情報を提供していました。
ご希望を伺い専門家としての意見をお伝えさせて頂いたり、お客様と近い関係性の中で営業をしておりました。
インターネットが徐々に普及して、不動産の情報をお客様自身で検索出来る様になってから少しずつ時代に合わせて不動産営業にも変化が必要になってきました。
一番の変化はお問合せを頂くまでに時間が掛かるようになった事です。
チラシが主流の時は、配布された日の朝からお問合せがありました、数日の間に集中してお問合せの反響が入っていました。
最近のインターネットを経由して入るお問合せの場合、平均的に1週間から2週間は時間がかかるようになりました。
少し憶測も入りますが、この1〜2週間の間に「本当に条件に近いか?」「一度現地を外観から確認してみよう」と検討する時間に使用している傾向があります。
なぜこのような行動になるかというと、一度お問い合わせをすると「しつこく営業活動を受けるのでは?」と言う思いや「お問合せをしたら買わないといけなくなるのでは?」という心理があるようです。
長年不動産営業をしている私としては、決してそんな事はないと言い切れますが、お客様からは「申し訳ないと感じる」と言われる事も少なくありません。
インターネットでの物件売却ポイント
インターネットでの物件情報については、不動産会社側としても登録をすると、そのポータルサイトにもよりますが、即時もしくは翌日には情報が反映されます。
エリアネットの各営業担当は毎日新規物件の検索や、アラート機能を利用して情報収集をしておりますが、お客様個々の方が情報を早くキャッチすることも可能となりました。
下調べをしてお問合せを頂くような環境になったため、お問合せまでの時間が掛かる分、お問合せが入った時には成約になる可能性が高まったとも考えられるようになりました。
買主様側は情報が調べやすくなった代わりに、売主様側は買主様に選んで頂けるための見せ方が課題になってきています。
例えばエリアネットで注意している点としては、写真の取り方、おすすめコメントは最低限注意をしています。
写真は広角レンズを利用して広い範囲を撮影できる機器を使用したり、撮影時の天候や時間帯、角度、向きなどに配慮しています。
また、ポータルサイトによっては指定された写真箇所の点数で掲載枠のカラーが変わったりして、他の物件と差別化を図る事もできます。
おすすめコメントについては、キーワード(日当たり良好、全室収納など)だけの掲載ではなく、生活した時の想像が出来る様に『こと』を意識して掲載するように心掛けています。
例えば「対面キッチンのため、お子様が遊んでいる姿を見ながら家事をする事ができます」「北側道路で南側にプライベート重視の庭スペースがあります」など、イメージできるコメントを意識しています。
不動産を購入・売却する際に重要なこと
掲載内容でお問合せ件数に変化が出てしまうので、どのように表現できるかは本当に課題になっています。未だに適当な掲載をされているところも実在しています。
買主様も下調べするまでもないと判断してしまったり、売主様はお問合せが少ないなと感じてしまう事につながる可能性もあります。
インターネットで物件を探せる時代になってから、不動産業界も大きな変化を迫られ、今も常に変化し続ける必要があります。
探し方の変化、見せ方の変化、その会社の対応など、不動産をご購入される際やご売却される際に参考にして業者を選択することも重要なんです。
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