2021.08.13
相談実例終活
【相談87】高齢になり病気で入退院が多く、意識がはっきりしているうちに自宅を売却したい
今回のご相談内容
築27年の戸建てで一人暮らしをしているのですが、72歳になり高齢です。2年前から病気で入退院を繰り返しており建物の維持管理が難しくなりました。意識がしっかりしていて体が動くうちに物件を売却をしたいので相談しました。住み替え先は施設を考えています。
お一人暮らしで体調に不安のある中で戸建ての維持管理は負担になりますよね。最近、そういう不安を抱えている方からの相談が増えてきているんですよ。ちなみに、ご売却についてご家族の方にご相談はしているのですか?
室蘭に住む姉に相談しています。施設を一緒に探す予定だけど、一緒に住むことも検討するかもしれません。
なるほど。次のお住み替え先についてもご相談しているのであれば大丈夫ですね。では、ご売却についてお話を戻しますが、いつまでにご売却を終わらせたいという希望はございますか?
体調の不安もあるので、次の行き先が決まればすぐに売却を済ませたいです。
分かりました。それでしたら、買取という方法でご売却を進めた方が良いかと思います。ご売却方法は仲介と買取の2種類あります。仲介での売却になりますと一般の個人の方に購入していただく事になりますので、市場価格での売買が基本になります。買取になりますと企業が条件と金額を提示し、その条件や金額に納得できれば、早期に契約へと進み、売却が完了します。買取の金額は相場価格の7割ぐらいになる事が多いですが、仲介による売却に比べて売却完了までのスピードが速い為、早期に売却を済ませたい方は買取を利用する事が多いです。
そうなんですね。じゃあ、買取で進めたいので査定していただけますか?
かしこまりました。査定後に売却の際の注意点も含めて詳しくご説明致します。
まとめ
買取の査定を行い、お姉さまも含めてお話しをして金額を伝えたところ、お客様の予想以上の金額だったこともあり、買取でお話しがまとまりました。その後、高齢者施設への入所も決まり、引き渡しまでスムーズに進みました。近年、高齢の物件所有者の方が建物の維持管理の大変さから、住み替えや買い替えを検討し、相談に訪れる方が増えております。エリアネットへのご相談は、無料ですのでいつでもお気軽にご連絡ください。
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