2022.02.26
コラム
不動産のリースバック!住み続けるためのよくある疑問と注意点
不動産のリースバックとは
リースバックとはご所有されている不動産を不動産会社などの企業に購入してもらい、賃貸として住み続ける事ができるサービスです。
メリットは不動産の権利は失いますが、売却資金を受け取ることができて、住み続ける事が出来ること、固定資産税の負担や土地建物に関しての修繕や保険の責任は企業になります。
デメリットは賃貸として借りるため、家賃が発生するということです。エリアネットでも相談件数が増え、毎月のようにお問合せがあり、ご契約もあります。
ご相談内容で多いのは下記のような理由が多いです。
「一時的に資金が必要になった」
「不動産を資金化しいつでも引越しなどが出来るように準備をしたい」
「ご自身で修繕する資金が捻出できない」
一時的に資金が必要な方は、急な病気の判明で医療費などに充てたい。資金化したい方は身軽にしたいだけではなく、資金化を確定しておきたいなどの不確定要素を確定させたい。小修繕の費用は捻出できるが、大きな修繕があった場合に資金を用意できない。などなど
大切にお住まいになられた住まいなので、できる限り住み続けいたという理由からリースバックを選択される方は少なくありません。
エリアネットのリースバックはご相談によってバランスを取って提案をさせて頂きますが、会社毎に違いがあるので、しっかりと確認する事をおすすめいたします。
リースバックによくある疑問
資金化はどのくらいが目安になるのか?
企業が購入しますので、通常の不動産売買相場からは金額が下がる傾向があります。家賃設定とのバランスによって決定されますので、利回りの割合で算出されます。その会社毎に基準は変わりますが、お客様から聞く相場として各社10%以上は求められる様です。
家賃はどのくらいの設定になるのか?
家賃設定は買取り価格がベースとなって決定されることが多く、例えば利回り10%で計算した場合、1000万円の買取りであれば下記の計算になります。
(1000万円×10%)÷ 12カ月 = 約83,000円
どのくらい住み続けて良いのか?
家賃を支払えば期間の定めはありません。基本的には普通の賃貸借契約と同じ場合が多いので初めは2年の契約で、その後自動更新になっていることが多いです。
上記の他にもご質問は多いのですが、エリアネットのリースバックの詳細についてはご相談内容に合わせて決定しています。
リースバックの注意点
リースバックは各社、商品基準が違います。比較をされる場合、契約内容をしっかりと確認しなければ、計画が頓挫してしまう可能性があります。
以前にご相談を頂いたのでケースでは、敷金の預かりがあり、約束の金額を全て受け取る為には他に移らなければ敷金が帰ってこない契約をされていた方がいました。
住み続けるためのリースバック契約が、引っ越さなければ資金を全て受け取れないなんて、契約も存在している様です。
このご相談の方の敷金は売買金額の20%も預かられたままでした。買い戻し特約がついたリースバック契約も注意が必要です。
買い戻す為にはどれだけの資金が必要になるのか?諸経費はどのくらいかかるのか?などの確認は必須です。特約はついていても、そもそも買い戻せないような金額の場合もあります。
リースバックを検討される場合、受け取れる資金、支払う家賃などのお金のことだけではなく、建物や設備の責任の所在、買い戻しなどの特約など、確認事項は多岐に渡ります。
愛着のある住まいなので、リースバックを検討される方も多いのですが、果たして住み続ける事が良い選択なのかも検討することをお勧め致します。
冷静に考えると、広すぎたり、コストが掛かり過ぎたり、管理出来なくなる時期が近かったり、リースバックを選択したけど数年で出るような事になってしまったら意味がありません。
リースバックは冒頭でもお伝えしたとおり、一般の方へ販売する「仲介」より金額が下がります。リースバックを選択したのに数年で出てしまうのであれば勿体無いです。
リースバックを検討される場合は、しっかりと契約条件の擦り合わせとメリット・デメリットを確認してご判断する事をお勧め致します。
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