2021.05.26
相談実例買取
【相談06】入院した妻が所有者の自宅を売却して治療費を用意できないか?
今回のご相談内容
奥様が所有者である自宅ですが「妻が入院してしまい入院費用が用意できず支払いで困っている。」とご主人様からのご相談です。奥様は高齢で年齢や病状から戻れない可能性が高く、ご主人も高齢です。子供とはしばらく連絡を取っておらず、どこにいるかもわからなくなっている状態。ご自宅は融資などの残債は無く、自宅を売却し現金化して、病院への入院費を最優先に希望されていました。
奥様の意思能力はありますか?
入院はしていますが意思能力ははっきりとしています。
入院費用が用意できないとの事ですが、生活費は大丈夫ですか?
生活費は年金で用意できるのですが、急な入院で資金の用意ができない状況です。
ご自宅を売却して入院費に充てたいとの事ですね。
実は病院から催促されていて早急に支払いをしたいと考えています。
ご自宅は融資がない状態でお住まいですが、新たな住まいが賃貸になると家賃の負担があります。
予期しない高額な出費なので困っていました。毎月の家賃は売れた資金から負担することも出来るので大丈夫です。
仮に一時的に補填ができたとしても、同じ状況になってしまう可能性があります。
今はご自宅という財産があるので相談できなかったと思いますが、状況によっては国や市の支援制度を利用できないかの相談もおすすめします。
目の前の事でいっぱいになっていました。そうですね相談してみます。
販売する時間的な猶予があれば一般の方へ販売する「仲介」をお勧めするのですが、時間の制約があるので「買取り」をお勧めいたします。企業が購入するので、すぐに現金化する事が出来ます。
本当ですか。助かります。
即現金化できるメリットはありますがデメリットもあります。デメリットもお伝えしますね。一般の方に向けて販売する仲介という方法では、近隣の相場や状況に合わせて金額設定を売主様が設定できますが、買取は相場の7~8割程度になります。手取りの金額が少なくなることが大きなデメリットとなります。ただし当社の場合は複数の会社に相談し自社でも検討します。N様にとって一番有利と思われる提案を心がけています。
わかりました。おすすめ頂いた「買取り」の事をもっと詳しく教えてください。
まとめ
今回は「買取り」を選択することになりました。金額も何社も聞いたうえで一番高い会社さんをおすすめし話まとまりました。この依頼の中で考える点は2つありました。
- 入院費の支払い
- 売却後の資金が尽きた場合の対処
1つ目の入院費の支払いに関しては一番に解決したい内容でしたのでいち早く支払いができるような方法がないか検討しました。2つ目の手持ち資金が尽きた場合ですが、現在の収入だけで支払いが遅れてしまうということはいずれ資金が尽きた場合に再度同じことが起きる可能性を考えました。ただ、次同じようなことがおきた場合に売却できるような資産はないことから国や市の行政の支援を視野に入れた住み替え先を探し、支援を受けられるような体制を整えようとしました。今回はこの2つのポイントから「買取り」を判断するポイントとなったかと思います。売却後のことまで考えお客様にご提案をさせていただいています。ご相談は無料ですので、些細なことでも構いませんのでお気軽にお声がけください。
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