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2021.07.26

相談実例

【相談69】思い入れがある家を解体して土地として売るか迷っています

今回のご相談内容

父が介護施設にうつることになり、実家が空き家になりました。建物は築35年以上経過しているので、土地として売却するか建物として売却するか検討しています。古い家だとやはり解体して土地として売った方が良いのでしょうか?父は思い入れのある家を解体することに少し抵抗があるようで悩んでいます。

土地で売るか建物で売るか、という問題ですが、正直に申し上げますと土地として売った方が売れ行きは良いです。また、ある程度広さがあるので、2つに分けて売却することも考えられます。土地が小さくなると多少割高な坪単価設定でも、成約する見込みが立ちます。

やっぱりそうなんですね。他の会社さんからも同じように言われました。

ただ、建物を見た限りは当時からしっかり建てられたのではないかと推察できます。まだまだ建物として利用できると思います。土地で売る場合は解体費が掛かります。最近解体の基準が厳しくなり、コストが高くなっていることもありますので、手取り額で考えると建物で売却しても土地として売却しても変わらない水準での成約も見込めるかもしれません。

家として売っても大丈夫ということですか?

そうですね。まずは家として売っても良いと考えております。ちなみにお父様はこのご自宅に思い入れが大きくあったりしますか?長くお住まいの家を売るお客様の中には家として売却したいと強く希望される方もいらっしゃいます。

そうですね、もう戻ることはないってわかっているようですが家が無くなることについては抵抗があるようです。

価格や成約までの時間も大切ですが、家を引き継いで欲しいというお気持ちが強いのであれば、家として良い条件で成約できるように考えます。前向きな気持ちで売れる方で売ってみませんか?

そうですね。父親と相談してみます。

まとめ

いくらで売れるか、いつ売れるかも大切ですが、どう売るか、誰に売るかも大切です。思い入れの強い不動産であれば無くなることに強い喪失感を覚えてしまうこともあります。現実的に土地として売った方が有利な場合には、正直にそのことをお伝えしますが、大切なのはご本人様のお気持ちですので、その事実を踏まえていただいた上で家での売却活動をご提案しました。